一口馬主への投資とロマン

ノルマンディーオーナーズクラブでの一口馬主の記録。 自分なりの馬の選び方や判断基準を綴っていきます。

出資馬

嬉しい誤算

ノルマンディーの近況更新で嬉しいサプライズがありました。

クイーンズトゥルーの次走が札幌の芝2000mとなり、現在函館に入厩済みと。
以前にすこし書きましたが、一番理想的なパターンが採用されており、後は中2週で使えるか否かといったところに。残りの数週間はトラブルなくいくことを祈りましょう。
また、今回の判断は厩舎側、クラブ側どちらもこの馬の事を真剣に考えてくれているのだな(さすが高い馬だな)と再認識させられましたので、好結果で応えて欲しいものです。

他クラブを経験してないのでなんとも言えない部分もありますが、ノルマンディーのこういったひとつ勝たせて長く走らせようとする姿勢は、零細一口馬主には嬉しい限りですね。
現2歳勢も続々とデビューしてきますので、負けずに頑張れ崖っぷち世代!

【本日の結果】
ミラビリアが新潟12R 500万条件のダ1200mに登場。
先団に取り付け直線入口までは頑張ってくれましたが、追い込み勢に飲み込まれ「なんとか掲示板!なんとか8着までに入れ!」の希望も虚しく10着でゴールイン。
逃げた2番の馬も潰れましたので致し方ない結果なのでしょう。ここで一息入れて次走は得意の中山開催で良いのではないでしょうか。お父さんゴッホの血が覚醒するのを楽しみにしたいと思います。

7/22 クイーンズトゥルー 未勝利戦の結果

★7/22(日)福島・3歳未勝利(芝2000m・混)柴田善臣騎手 結果2着

【結果振り返り】
惜しい競馬でしたが、悔しい悔しい2着でした。
これが5月6月ならバンザイしてるところなんですが、タイミングを考えると複雑な心境です。

パトロールビデオも見終わりましたのでレースについて少し。
まずスタートで少し右によれます。が、12番枠が幸いして(11番枠との間に連結部がある)隣の馬にぶつからずそれなりのスタート。先行集団を見ながら好位置で競馬を進めます。
勝負所ではじりじりポジションを上げながら直線へ。このとき外から勝ち馬に前に出られて万事休すかと思いましたが、そこから喰らいつく!
も、先行馬を捉えたところでゴールイン。

勝った馬は出遅れてこの競馬ですから現段階では力が上でしたね。新馬戦1番人気になるような馬ですから致し方ないのでしょう。

そして、なにより柴田善臣騎手の好騎乗も光ったレースでしたね。
少しコースロスはしていますが、常に芝のいいところを走らせて揉まれず包まれず気分良く走れたのではないでしょうか。
(ちなみにこの日は福島1R7Rメインの11Rと3頭の人気薄馬を複勝圏まで持ってきていました。勝ってないのがポイントです。笑)
先生の進言から始まったこの1週間でしたが、好結果となって良かったです。

【今後の予想】
ここからが大問題。私の無い知識を振り絞って予想してみます。
・順調に使えて、
8月12日新潟芝1800m(中2週)→9月2日新潟芝2000m(中2週)→スーパー未勝利

・馬体重が減ってたこと、優先出走権を加味すると、
8月18日新潟芝2000m(中3週)→スーパー未勝利

どちらにしろチャンスは2回、多くて3回しかありません。
(2か月に1回しか走れない子だからチャンスは1回しかないかも・・・)

個人的には少しでも涼しい札幌にもっていってくれないかと思ってますが、このタイミングでそれはできないのでしょうか?
日程的に厳しいでしょうが、8月5日札幌芝2000牝馬限定とか使えたら最高なんですが・・・。

【総括】
これまで当ブログのスタンスは、晩成で小柄な馬なので地方転出からの再転入だろう。
と思ってましたが、芝2000mでの好走で完全に色気が出てしまっております。
残りのチャンスは少ないですが、なんとか勝ち上がって欲しいと思います。
関係者の皆様何卒宜しくお願いします。

ノルマンディー16年産出資馬の現状【逆転現象?】

まずは、この画像をご覧ください。
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※画像クリックで拡大


ミラビリアが500万下で好走してくれたおかげで、募集価格の安い馬ほど獲得賞金が高い(多い?)という逆転現象が起こりました。
もちろんこれは一過性のものではありますが、『馬の値段ってなに?』というのを再度考えさせられる状況にかわりはないと思います。
最終的には、引退時精算をしたうえで判断したいとは思いますが、リスクという部分で今後、高額馬への出資には前向きにはなれないですかね・・・。
(高額馬が未勝利引退したときのことを考えると・・・。恐怖しかないですね。)

ホマレが勝った!

6/24(日)東京・3歳未勝利(ダ1400m)津村明秀騎手 結果:優勝

戦前、書きはしませんでしたが、
1.土曜の牝馬限定から日曜日の混合戦へスライド
2.内田騎手から津村騎手へのチェンジ
とこれで負けたらどない責任取ってくれんねん。気分でしたが・・・。

結果は楽勝と。
レースは良いスタートから先団へ、そして直線抜け出してからはしばらく持ったまま。
これは勝ったなと確信したところへ外から一頭迫ってくる。
外からの脚色が良く、これはあかーんと思いましたが、内から再度伸びるホマレ!
1馬身リードをキープしたままゴール!
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ミラビリアが勝った時、単複500円買ってたので、それ以降出資馬が出るときは単複500円のお守り馬券(&現地のときは記念の単100円。)

それにしても強い勝ち方でしたね。あの競馬でタイムも良好。これは500万クラスでも楽しみです。
奥村調教師、津村騎手、信じてなくてすいませんでした。これからは全幅の信頼を置いて応援していこうと思います。好判断・好騎乗ありがとうございました。
(当初ホマレが出る予定だった土曜のレースの勝ち馬は3枠5番の津村騎手でした。
 ついでに言うと日曜11R芝ですが1400mのレースも5番の津村騎手。ツムラーデイだったのか)

ちなみに、ヒシミラクルの宝塚記念以来の阪神競馬場に行ってきました。
すると、来場記念グッズのTシャツ当たりました。ここですべての運使ったかな!

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メルカリに出したらそれなりの値段になりそうでしたが、ホマレが勝ったからその場で着ちゃいました。笑。

最後にJRAさんよ。競馬場にジャニーズ呼ぶのはやめてください。
競馬に微塵も興味ない人が大挙おしかけたせいで馬見れないのは本末転倒でっせ。
パドックのいい場所に座り込んで動かないやつ多すぎて本当に困りました。
国歌斉唱のざわざわ感もレースに水を差すし良い事なし!
前年比、来場者約120%売り上げ90%になったのはあんたらのせいだ。
もちろんキタサンブラックのようなスターホースが参戦しなかったのも大きいでしょうけどね。

頓挫の6月

さて、5月の大躍進から勢いに乗って6月を向かえたかに見えましたが、頓挫続きの6月。
一口馬主の難しさをひしひしと感じております。

【6月の誤算】
アンナラヴェリテが軽度の故障により放牧。挫石はアカン!
ロワセレストは脚元がもやもや・・・。厩舎側の焦りが見えますね。無理させたらアカン!

【今週の出走予定】
今週末は唯一の希望といってもいいホマレが出走予定。
勝ち負けに期待できますが、勝ちきれなかった時が・・・。
時期が時期だけに、そして鞍上強化してますのでここで決めてもらいたいところです。

【在厩馬】
ミラビリアはもう少し時間かかるでしょう。良い状態でレースに臨んでたいところです。
ファントムメナスが中京の開幕週からとのアナウンス。土曜日に500万クラスのダート戦がありませんので7月の出走となりそう。
500万でも目処が立つ競馬をして7月のスタートダッシュになれば良いですが。


【外厩馬】
クイーズトゥルーいつ再入厩するのかな?
馬体重は戻ってきてるようなので、そろそろ頼んます。

基本のんびりかまえてる方だとは思いますが、近況はもやもやしますね。
スカッと2連勝とかしてくれたらモチベーション上がりそう。

園田競馬所属の地方馬への出資を収支の点から考察する(アンナラヴェリテ編)

ノルマンディー所属のアンナラヴェリテについて収支の面から「有りか無しか」を考察したいと思います。
結論を先に申し上げると、無しです。

2018年5月終了時点(6月請求分)での収支で、100分の1口を所有しています。

【支出の部】
馬代金:45,000円(一括10%オフ適用)
維持費:31,071円(初回維持費7,000円は預かり金のため除く)
保険料:1,800円(2年分か1年半分)

【収入の部】
2勝(内、同着1回)、2着2回、着外2回(内、重賞2回)
賞金等:27,497円

【収支】
マイナス50,374円

【総括】
重賞にギリギリ出走できる活躍ですが、残念ながら、現時点では維持費すら回収できておりません。
新馬勝ちで、オープンクラス(3歳AB)を勝ち負けできるレベルのアンナさんですら賞金<維持費と厳しい惨状です。
収支がトータルプラスになるには、重賞勝ち、もしくは月1.5走で勝ち負けを繰り返す。
このような高いレベルが求められることになります。

■アンナさんの問題点
園田の場合は中央と違い、2着賞金がガクッと減るので入着の恩恵が低い。
(2着賞金:中央は1着賞金の40%、園田は28%と12%の開き。)
それに加え地方競馬はそもそもの賞金が高くなく、3歳AB組の2着だと月の維持費と同じくらいです。
勝ちきれない点を解消できれば収支も改善できそうなのですが・・・。

【結論】
それでもわたしは園田所属馬に出資します!
平日に走ってくれて、近所で応援も行きやすいから!

ホマレ 6月3日の未勝利戦の結果について

6/03(日)東京・3歳未勝利(ダ1400m・牝)津村明秀騎手 結果3着

結果はまずまずの3着。きちんと掲示板で次走の権利を確保してくれました。

が、

乗り方ひとつで結果がかわってたのでもったいないような・・・。
直線向いた時、隣にいたのは勝ち馬と2着馬ですからね・・・。
被せられて外出せず、行き場を失いつつフラフラしながら最後は勝ち馬がいなくなった外へ。
結果としては、厳しい競馬を教えられて良かったのかもしれませんが・・・。
なんだか腑に落ちない結果となりました。

それにしてもスタートはちょっとへたっぴですが、がんばって走ってくれますね。
先行逃げ切りタイプが多いノルマンディー馬の中では異質な存在でかわいくてたまりません。
ゆくゆくはビスカリア姉さんみたいに毎回きっちり突っ込んでくる差し馬になってくれればなと。思いつつ。
本日の回顧を終わりにしたいと思います。

P.S.ホマレの横断幕が物議をよんでいますが、自分はあの横断幕大好きです!

がんばれホマレ★


ノルマンディー高額馬の現状について(ロワセレスト&クイーンズトゥルー)

さて、シルクの大躍進を傍目に大失速のノルマンディー15年産。
なにかと叩かれがちな2頭の問題点をここで指摘したいと思います。

まず、勝ち上がった馬達との一番の違いはここだと思います。

『適性の見極めができているか否か』

勝ち上がった馬
・シークエル、ギガバッケン、ファントムメナス、ジャスパーゲラン
→どう考えてもダート馬で、ダートで勝ち上がり

・ミラビリア、オンファサイト
→芝でデビューもダートで勝ち上がり
 デビュー戦で大きく負けておらず、うまくメンバーが手薄なダート戦で勝ち上がった印象

『馬の頑丈さ』
3~4戦目で勝ち上がり
・ギガバッケン、ミラビリア、ジャスパーゲラン
→使いつつ、適性を見極め、勝ちに近づく。これぞノルマンディー。

2戦目で勝ち上がり
・ファントムメナス、オンファサイト
→ファントムメナスは外厩でビシバシ叩かれ、デビュー後は中1週。
 レースできる体力をつけてくれた外厩と、タイミングの見極めが的確だったのではないでしょうか。
→オンファサイトはよくわかりませんがデビュー戦4着は能力の証でしょう。

デビュー勝ち
・シークエル
→素直に勝つ能力があったのでしょう!

「一番の違いはここだ」と切り出しておいて、しれっとふたつめの問題点を出す。
あると思います。


それでは高額馬2頭(※他のクラブでは中間価格)がどういう経緯でここまできたか見てみましょう。

・ロワセレスト(2戦14着、8着)
→ダートの1600mという謎のデビュー戦を選択。
→その後、節を稼いで芝2400mへ
→足を痛め外厩へ

んー。調教の段階や、レース後の騎手コメントでは芝よりダートの方がいい。ってみんな言ってましたよね??
で、2戦目使ったレースが芝の2400m。どういう意図なんですか??
東京のダート2100mがあるタイミングでわざわざ先に芝使うって・・・。
先にダート2100m使ってから芝を試すとか、勝ち上がってから使うべきでは?
勝算があって使ったのか、先々見据えて使ったのか。
これで勝ち上がれず終わったらさすがに厩舎NGになりますね。

ただ、ここにきて外厩でのコメントではありますが、「ピリッとしてきた」とあり、これは素直に期待してしまいます。
なんせパドックでのんびり歩いて前との馬の間隔空きまくるようなのんびり屋さんですから。
走ることに前向きになれば勝負になるのではないでしょうか。


・クイーンズトゥルー(2戦9着、11着)
→芝のマイルでデビュー
→血統的にダートってことでダートマイルで2戦目
→食が細く体重との闘い再び

こちらはもう兄弟揃って遅咲きですし、以前から地方出戻りの示唆もありますので全然焦ってません。
高額馬だから初戦から結果を出せって言うなら他のクラブで馬買った方が精神衛生上は良いと思いますよ。よそは2歳の6月からガツガツ使っていますからね~(遠い目)。
まぁ、募集時のカリカリの馬体がまだ成長しきってないので、ゆっくり使いながら競馬覚えていってほしいですね。無理強いして素質の目だけは摘んでほしくないです。



ミラクルジャスパーゲラン

先日15日(火)に金沢競馬場で行われた能登禄剛崎賞に出走したジャスパーゲランについて回顧したいと思います。

1月の新馬戦でデビュー後、2月園田の交流戦で2着(同着)、3月笠松の交流戦で2着、その後は交流戦に申し込み→除外→申し込み→除外の繰り返しで気が付けばなんと2か月。
あの名門高野厩舎で水・日2本の追切りをこなし、師からは「かなりタフですね」とお墨付きをいただく(?)までに成長したゲラン君。
調教タイムは詰まらないものの、パドックに登場した姿は今までののんびり屋さんのゲラン君ではなく、グッと気合いの入った周回を行うゲラン君に変貌しておりました。(※素人目に見てですが)

◆ミラクルその1
禄剛崎賞登録の時点では「補欠の2番手」だったのが、なんと繰り上がりで出走。
しかも回避したのは地方馬とか?これは噂程度でソースはないのですが、奇跡的に出走できることと相成りました。

さて、レースはスタート良く行きたい馬を行かせて先行集団にうまくとりつけます。
スムーズにレースに入り、流れにのったゲラン君。折り合いもついて良さそう。

しかし、勝負所の3コーナーで人気の2番・4番が後ろを引き離しマッチレースの展開に・・・
その後ろにつけていたゲラン君ですが、きれいに置いていかれ「あっ、こりゃだめだ・・・」と思った矢先

◆ミラクルその2
3コーナーから4コーナーにかけて、先頭の4番がうまくコーナーを回れず態勢を崩す→外を併せていた2番にぶつかって共に失速

◆ミラクルその3
なんとその後ろにつけていたゲラン君が4コーナーで最内を急襲!
地方の小回りを2走していた経験が生きたのではないでしょうか!

直線に入り失速した2・4番を内からゲラン君、そして外から6番マキオの馬が急襲。
リプレイを見ると直線入ったところでは若干外を回った6番の方が出ているように見えますが、ここからゲラン君が高野厩舎で鍛えられた根性で前に出ます。
(直線の走りとか見る限り首が使えてぐっと沈み込むようなフォームでうまく走れていると思います。素人目に見てですが)

残り100mで少し前に出たような感じですが馬体を併せつつゴールへ流れ込む2頭。
わずかに勝っているとは思いつつ、同着を2度経験しているのでドキドキの写真判定。
(1度目は園田のゲラン君、2度目は5/2のアンナラヴェリテのレース。ちなみに2度とも同着になった相手は園田所属のレコパンハロウィー)
結果はハナ差で優勝と相成り、見事未勝利を脱出することができました。

さて、この結果について「フロック」や「まぐれ勝ち」というような言葉がほんのり耳に入ってきましたので、私見を述べたいと思います。

・勝ったという事実が全て。つまりなにを言おうとこの事実は覆らないのです。

ボートレースには決まり手に「恵まれ」というものがあります。
その名の通り「逃げ」でも「まくり」でも「差し」でもなくラッキーで勝ったことを示すのですが、「恵まれ」も実力です。
なぜなら恵まれは事故があった場所を避けて一番前でゴールを駆け抜けなくてはいけないから。

今回のレース。
4番はちゃんとコーナーを回れてたら。
2番はぶつけられなければ。
6番は2番が膨らんでこなければ。
勝てたかもしれません。
でもギャンブルの世界に「たら」も「れば」も通用しないことはみなさんご存知ですよね?
最近予想が外れてやたらこのセリフを吐く人がいるので辟易しています。
予想するならそこまで予想せいと。(書いておいてさすがにこれは無理だと思いますが・・・)

そして負けた馬はそれぞれ、ちゃんとコーナーを回ればいいし、ぶつけられてもひるまなければいいし、ちょっと外回ってでもぶっこ抜けばいいんですよ。

逆に今回の川又騎手は勝負所で置いていかれても決して諦めず、外回したら届かないからと内に進路を選択したわけですから。
神騎乗ありがとうございました。そして、長い間在厩でビシバシ鍛え、減量の追える騎手を手配してくれた高野調教師。この場より御礼申し上げます。

さて、これでゲラン君は先々が楽しみになりました。
現状、中央の未勝利では少し力が足りないという判断での地方転戦でしょうから、この後についてはどうなるか、素人のわたくしには想像がつきません。

さすがに一息入れると思いますので、休養→500万クラスを使いつつ強くなってくれればなと思います。
(本音は実力を試す意味もこめて、500万を一度使ってから休養してほしいですね。)

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